補助金活用の流れ

先進的窓リノベ2026事業の変更点まとめ|2025年度からの主な変更点

2026年度の先進的窓リノベ事業の変更点。内窓Aグレードが補助対象外となり、補助上限額が引き下げ。特大サイズ新設が有利、Sグレード以上への変更が推奨される。

先進的窓リノベ事業は、2026年度(令和7年度補正予算)にいくつかの重要な変更が行われました。「2025年に見積りを取ったけれど、そのまま使えるのか」「変更点は自分にとって有利なのか不利なのか」——このページでは、環境省の公式資料に基づき、2025年度からの変更点とその影響をひとつずつ整理します。特に内窓のAグレード除外は多くの方に影響がある変更ですので、ぜひ最後までご確認ください。なお、変更点を踏まえた最新の補助単価は補助単価早見表で一覧いただけます。

2026年度の変更点を一覧で確認

先進的窓リノベ事業の2025年度と2026年度を比較した場合、主な変更点は以下の通りです。まずは全体像を把握した上で、各変更点の詳細と影響を確認しましょう。

変更点の一覧表(2025年度 → 2026年度)

変更項目 2025年度 2026年度 影響度
内窓Aグレード除外 SS・S・A 全て補助対象 内窓のAグレードは補助対象外 大
補助上限額 200万円 100万円 中
特大サイズ新設 大・中・小の3区分 特大・大・中・小の4区分 有利
補助単価の見直し 2025年度の単価表 2026年度に改定 要確認
最低補助額 5万円以上 5万円以上(継続) 小

変更があなたに与える影響の判断基準

変更点の影響は、お客様の状況によって大きく異なります。以下の3パターンに分類できます。

不利になる方

2025年にAグレードの内窓で見積りを取っていた方。グレード変更が必要です。

有利になる方

リビングに大きな掃き出し窓がある方。特大サイズ新設で補助額が増加します。

影響が小さい方

S以上のグレードで検討中の方、窓数5箇所以下の方は大きな影響はありません。

内窓のAグレードが補助対象外に|最も影響が大きい変更点

2026年度の変更点の中で、最も多くの方に影響する変更が内窓設置におけるAグレードの補助対象外化です。2025年度まではSS・S・Aの3段階すべてが補助対象でしたが、2026年度からは内窓のAグレード(Uw値1.9以下)が補助対象から除外されました。

Aグレードとは何か|Uw値1.9以下の基本性能

窓の断熱性能はグレードで3段階に分類されます。

グレード Uw値(熱貫流率) 性能 2026年 内窓
SS 1.1以下 最高性能 対象
S 1.5以下 高性能 対象
A 1.9以下 基本性能 対象外

Aグレードは3段階の中で最も費用が安い反面、断熱性能としては最低ラインでした。2026年度からはS以上(Uw値1.5以下)の高い断熱性能が求められることになります。なお、外窓交換(カバー工法・はつり工法)およびガラス交換のAグレードは引き続き補助対象です。除外されたのは内窓設置のAグレードのみです。

Aグレードで見積りを取っていた場合の対処法

2025年度にAグレードの内窓で見積りを取っていた方は、2026年度の補助金を利用するにはS以上のグレードに変更する必要があります。「グレードを上げると費用が増えるのでは?」と心配される方も多いですが、実はSグレードに変更しても実質負担はAグレード時と大きく変わらない、またはむしろ安くなるケースがあります。

Sグレードに変更する場合の費用差と補助金差

AグレードからSグレードに変更すると、製品価格は1箇所あたり数千円〜1万円程度の上昇が一般的です。一方で、Sグレードの補助単価はAグレードより高く設定されているため、補助金額も増加します。

たとえば内窓設置の中サイズ(戸建住宅)の場合、2025年度はAグレードで補助金が受けられていましたが、2026年度はSグレード(補助単価34,000円)以上が必要です。Sグレードの製品価格はAグレードより多少高くなりますが、補助金も相応に増えるため、実質負担額で比較すると差は小さいことが多いです。

SSグレードに変更する場合の費用差と補助金差

SSグレード(Uw値1.1以下)はSよりもさらに高い断熱性能を持ちます。製品価格はSグレードよりも高くなりますが、補助単価も大幅に増額されます。中サイズの場合、SSグレードの補助単価は58,000円で、Sグレードの34,000円と比較して24,000円の増額です。

SSグレードは断熱性能が最も高いため、光熱費の削減効果も最大になります。長期的な費用回収を考慮すると、LDKや寝室など滞在時間の長い部屋にはSSグレードを選択し、廊下やトイレなどはSグレードにするという「部屋別グレード最適化」が最もコスパの高い方法です。

実質負担はAグレード+自己負担より安くなるケースもある

2025年度にAグレードで検討していた方が「グレードを上げると高くなるから見送ろう」と判断するのは、実はもったいないケースが少なくありません。Sグレードの補助単価がAグレードより高い分、製品価格の上昇分を補助金の増額分で吸収できることがあるためです。

具体的にどのくらい変わるかは窓のサイズと数によりますので、マドプラスでは2025年の見積りをお持ちの方に、2026年版の再計算を無料で実施しています。お気軽にご相談ください。

2026年はS以上のグレード選びが前提条件に

Aグレードの除外により、2026年度に内窓を設置する場合はSまたはSSグレードを選ぶことが前提条件となりました。グレードの選び方は、窓の設置場所(LDK/寝室/浴室など)や予算のバランスで判断します。

特大サイズ区分の新設|大きな掃き出し窓は補助増額に

2026年度のもう一つの大きな変更が、「特大」サイズ区分の新設です。これは多くの方にとって有利な変更であり、リビングに大きな掃き出し窓があるご家庭は特に注目すべきポイントです。Aグレード除外とは対照的に、特大サイズの新設は補助金額の増額につながるプラスの変更です。

特大サイズの定義|ガラス2.0㎡以上・サッシ4.0㎡以上

新設された特大サイズの定義は以下の通りです。

判定基準 特大の条件
ガラス(1枚)の面積 2.0㎡以上
サッシ(1箇所)の面積 4.0㎡以上

特大サイズに該当する窓の具体例

サッシ面積4.0㎡以上は、たとえば幅200cm×高さ200cmの掃き出し窓が該当します。最近の住宅では、リビングに大きなワイドスパンの掃き出し窓を設けるケースが増えており、こうした窓が特大サイズに分類される可能性があります。

ただし、2025年度までは「大」サイズとして計算されていたため、同じ窓でも2026年度は「特大」に格上げされ、補助金額が自動的にアップします。ご自宅の窓が特大に該当するかどうかは、サッシの外寸を計測すれば判定できます。

特大サイズの補助額はどれくらい増えたか

特大サイズの新設により、従来「大」で計算されていた窓の補助金が大幅にアップします。戸建住宅の内窓設置の場合で比較すると、以下の通りです。

グレード 大サイズ 特大サイズ(新設) 増額分
SS 89,000円 140,000円 +51,000円
S 52,000円 76,000円 +24,000円

SSグレードの場合、1箇所あたり51,000円の増額です。リビングに特大サイズの掃き出し窓が2箇所あれば、それだけで約10万円の補助金増額になります。大きな窓があるご家庭は、2025年度よりも2026年度の方がお得になる可能性があります。

補助単価の見直し|2026年度の最新単価を確認

特大サイズの新設に加えて、既存のサイズ区分(大・中・小)の補助単価も2026年度に一部改定されています。2025年度の見積りをお持ちの方は、最新の単価で再計算することをおすすめします。

2026年度の最新補助単価一覧

全工種(内窓設置・外窓交換・ガラス交換)×全グレード(SS・S・A)×全サイズ(特大・大・中・小)の最新補助単価は、補助単価早見表にまとめています。

→ 2026年度 補助単価早見表はこちら(全パターン一覧)

2025年の見積りをお持ちの方へ

2025年度に他社で見積りを取っていた方は、以下の点を再確認する必要があります。

  • 内窓のグレードがAの場合 → S以上に変更が必要
  • 補助単価が2025年度の金額で計算されている場合 → 2026年度の単価で再計算が必要
  • 大きな掃き出し窓が「大」で計算されている場合 → 「特大」に該当するか確認(該当すれば補助額アップ)

マドプラスでは、他社の2025年見積りをお持ちの方に対しても、2026年度の最新制度に基づいた再計算を無料で実施しています。「グレードを変えたらいくらになるか」「特大サイズに該当するか」をお調べし、最適なプランをご提案いたします。

補助上限が200万円から100万円に半減|「まるごと断熱」での最大活用が鍵

上限半減の影響を受ける人・受けない人

2025年度は1住戸あたりの補助上限が200万円でしたが、2026年度は100万円に半減しています。ただし、この変更の影響を受ける方は限定的です。

内窓設置(Sグレード)の場合、補助金合計が100万円に到達するには窓15箇所以上の施工が必要です。つまり、窓10箇所以下の施工であれば上限半減の影響はほぼありません。影響が出るのは、主にSSグレードで全窓を施工する「まるごと断熱」プランの場合です。

100万円の上限を使い切る戦略

上限100万円を効率的に使い切るためには、グレードの組み合わせを最適化することが重要です。全窓をSSグレードにすると上限を超えてしまうケースでも、LDKや寝室はSSグレード、廊下やトイレはSグレードとすることで、100万円の枠内で断熱効果を最大化する戦略が可能です。

マドプラスでは、お客様の窓数・サイズに応じて補助金の上限内で最も効果的なグレードの組み合わせをご提案いたします。

→ 補助金を最大活用する「まるごと断熱」プランはこちら

最低補助額が5万円|1箇所だけでは申請できないケースも

最低補助額5万円の条件

先進的窓リノベ2026事業では、補助金の合計額が5万円未満の場合は申請ができません。つまり、1箇所の窓断熱で補助金が5万円に満たない場合は、複数箇所をまとめて施工して合計5万円以上にする必要があります。

1箇所の補助額が5万円未満になるケースとは

たとえば、ガラス交換でAグレード・小サイズの場合、補助単価は5,000円(戸建住宅)です。引き違い窓で2枚交換しても10,000円にしかならず、1箇所だけでは5万円の最低額に到達しません。

一方、内窓設置(Sグレード以上)であれば、小サイズでも1箇所22,000円です。3箇所施工すれば66,000円となり最低額をクリアします。中サイズ以上であれば2箇所で5万円を超えるため、多くの場合は問題になりません。

複数箇所を合算して5万円以上にする方法

最低補助額の条件をクリアする最も簡単な方法は、複数の窓をまとめて施工することです。マドプラスの「一部屋断熱」プランであれば、1部屋の全窓(2〜5箇所)をまとめて施工するため、ほぼ確実に5万円以上になります。まとめて施工すれば出張費・諸経費も1回分で済むため、費用面でもメリットがあります。

→ 1部屋の全窓をまとめて施工する「一部屋断熱」プランはこちら

変更点を踏まえた最適なプラン選びはマドプラスにご相談ください

先進的窓リノベ2026事業の変更点は、お客様の状況によって影響が異なります。「Aグレードの見積りがあるが、Sに変えたらいくらになるのか」「特大サイズに該当する窓はあるか」「上限100万円をどう使い切ればいいか」——こうした個別のご事情に合わせた最適なプランを、プロがご提案いたします。

2025年度の見積りをお持ちの方は、2026年度の制度に基づいた無料再計算も承っております。グレード変更による費用差・補助金差・実質負担の変化を具体的にお伝えしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

2026年最新制度で無料再計算

2025年の見積りをお持ちの方も、2026年版に無料でアップデートします。

※ 本ページの変更点は、環境省「先進的窓リノベ2026事業の概要」(令和7年度補正予算)に基づいて整理しています。2025年度の制度との比較情報を含みます。制度の詳細や最新情報は事業の公式サイトをご確認ください。

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